子どもは未来そのものです。その芽を育てたい。
沖縄に旅行にでかけた時の事です。立ち話をしていると、道路脇で子どもが遊んでいる姿が見えました。近くには、老人たちがベンチで微笑ましく見守っている・・沖縄では、よくあるのどかな風景。そこに突然、車が速度を落とさずに走り抜けていきました。「危ない」そう思った時です。「こらー!子どもが遊んでるぞー!」とベンチにいたご老人が車の運転手を怒りました。この時、私たちの地域なら「危ない!」と子どもを叱ったりするのが当たり前です。しかし、沖縄では、子どもではなく、運転手に「気を付けろ!!」と注意するのです。 子どもに注意ではなく、運転手を注意するという子育ての文化を目の前に見た事は、ずっと心から離れません。
今、私たちが作っている社会は、本当に子どもが生きやすい社会なのか?子どもが自分らしく生きる為の、自由と表現が保障され、人権は尊厳されているのか、その事により、子ども自身が、社会から祝福されているという実感をもっているのか?そうした疑問を持つようになりました。
沖縄では「子は宝」と言いうように、私たち大人がたくさん声をかけ、手をかけ、子どもが安心して育ち、未来を自らの力で創り上げられる文化を作っていけたらと考えています。
子育てしている人もそうでない人も、みんなの未来はみんなで作る。小川っ子保育園がそんな地域の基盤になれるようになれればと考えています。
園長 尾島満矢
当園は1943年、地場産業の和紙や生糸を背負い、子どもの手を引いて行商に行く女性の姿を見て、幼児保育の必要性を痛感した牧師が、小川町小川47番地の教会内に、「小川愛児園」として開園しました。
やがて、保護者から入園要望も多くなり、1950年に大塚277番地に移転改築し、名称を「小川保育園」に変更、定員75名で県より認可されました。
その後、隣接していた国道の渋滞解消工事に伴い、1995年3月に現在地に小川保育園が移転新築、定員を90名に変更しました。
1997年より0歳児を受け入れ、2017年には、防虫防腐剤を使用していない国産木材と自然素材の乳児棟を新築し、定員を100名に変更、2021年より認可保育所「小川っ子保育園(定員60名)」を小川町内に新設し、すべての子どもたちの全面発達を目指すと共に、親同士も共感し合いながら育ち合う場となる事を願っています。
1943年 3月5日 小川教会内に「小川愛児園」を開設
1950年 4月 大塚277番地に移転、「小川保育園」と改称
1950年 12月5日 定員75名で認可を受ける
1995年 3月17日 現在地に小川保育園が移転、定員90名に変更
2017年 4月 小川保育園「乳児棟」を新設し、定員100名に変更
2021年 4月 小川っ子保育園を小川町増尾232-1に、定員60名にて新設
●施設概要 所在地 埼玉県比企郡小川町増尾232-1
電話番号 0493-81-5508
園 長 尾島 満矢(おじま みつや)
定 員 60名
園舎面積 470.42平米メートル
園庭面積 1,543.36平米メートル
●保育時間 平日 7:30~18:30
●延長保育(有料) 平日 18:30~19:00
※7時30分から18時30分までが保育時間です。ただし、通勤時間や家庭の状況に応じて、延長保育(延長保育)でお預かりすることもできます。仕事が休みなどの場合も預かりますが、基本保育時間は8時30分から16時30分です。
●土曜保育 土曜日 7:30~14:00
※土曜保育も受け付けております。希望する方はその週の木曜日までに申込書を提出して下さい。ただし、お子さんの様子など担任と保護者で確認し合い、最終的に判断いたします。
●休園日 日曜日・国民の祝日・年末年始
●実施事業 0歳児保育(6カ月より)、土曜保育、延長保育、
病児・病後児保育、職場体験(中学生)、
子育て支援 育児懇談会(赤ちゃんサミット)・保育士体験(パパママ先生の日)
●保育料 小川町の規定どおり小川町に支払います。
●入園申し込み 小川町役場にて
※入園する前年の10月より受付。詳しくは役場 子育て支援課まで
●クラス編成
クラス(年齢) | 利用定員 | 定員 |
0歳児クラス | 3名 | 60名 |
1歳児クラス | 8名 | |
2歳児クラス | 10名 | |
3歳児クラス | 12名 | |
4歳児クラス | 13名 | |
5歳児クラス | 14名 |
●地図